2016年8月10日 更新

グルコサミンの種類【塩酸塩と硫酸】の違いは何?徹底解明

関節痛などに効果があるとして注目の「グルコサミン」に種類があることを知る方は案外少ないかもしれません。実はグルコサミンは、塩酸塩と硫酸の2種類に分けることができるのです。それぞれの違いを調べてみました。

2種類のグルコサミン

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グルコサミンにはいくつか種類があり、結合している分子の種類で決まります。硫黄が結合している場合はグルコサミン硫酸塩、塩素が結合している場合はグルコサミン塩酸塩などの種類になります。
グルコサミン製品としては、国内外ともに塩酸塩・硫酸塩の両方が使用されていますが、日本では近年、グルコサミン塩酸塩の割合が高くなっています。
グルコサミンを多く含有するエビやカニなどの甲殻類の殻から成分を抽出したものが、グルコサミンサプリ。
すり減った軟骨を修復する効果があるとされ、特に関節痛には最適な成分と言われています。
塩酸塩タイプと硫酸タイプは、甲殻類から成分を抽出する際の方法の違いによって生まれます。
塩酸で抽出したものと、硫酸で抽出したものというわけですね。

ではそれぞれ、どのような違いがあるのでしょう?

比較してみると…

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【グルコサミンとしての純度の高さ】
・グルコサミン塩酸塩のほうが純度が高い

【グルコミンとしての分子量の大きさ】
・グルコサミン硫酸塩の方が大きい

【グルコサミンとしての体内利用率の高さ】
・グルコサミン塩酸塩のほうが高い
分子によってグルコサミンの含有量は異なり、グルコサミン硫酸塩はグルコサミン塩酸塩より分子量が大きくなるので、グルコサミン塩酸塩のほうが体内に効率的にグルコサミンを摂取する事が出来ます。
ある研究では、1日あたり1995mgのグルコサミン硫酸塩を摂取するよりも、1日1500mgのグルコサミン塩酸塩を摂取した方が純度99%、生体内利用率83.1%という高い数値を記録することが証明されています。
抽出の仕方が違うだけで、分子の大きさにまで影響が出るとは驚きです!
分子が小さい方が、当然体内への吸収率はUPしますよね。
体内吸収率を考えてグルコサミンを摂取するなら、塩酸塩タイプの方が望ましいでしょう。

ただし、成分は同じ

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このグルコサミン塩酸塩とグルコサミン硫酸塩はどちらも成分的にそこまで違いは有りません。
グルコサミンの作り方が違うだけで、グルコサミンを吸収した後は体内でどちらも同じ働きをするのです。
グルコサミンは口から摂取されたあと、腸の機能によって吸収されて、グルコサミンと結合している塩が外れて、グルコサミンとなります。
ですので結果的に、初期の種類は異なっていても、最終的に吸収された後は同じグルコサミンとして作用して行くのです。
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